「地震で家屋倒壊」を生き延びる現実的な方法

命を守るための最低限の空間は確保できる

ベッドの周囲を補強した個人用「安心防災ベッド枠」

4月14日が前震、16日が本震となった、かつて例のない大規模活断層地震は、熊本、大分に甚大な被害を与えました。被災地では、多くの家屋、建物が倒壊して住民がその下敷きになり、特にお年寄りの方が逃げ遅れて亡くなられたという悲しいニュースも報じられています。

地震の度に思うのですが、耐震基準を満たしていない古い家屋の倒壊が目立ちます。耐震基準を満たしていない建物は全国で未だ2割もあるそうで、こうした建物の補強が必要になっています。

ただ補強が必要と一言で言われても、改修費用は数百万円単位でかかるので、おいそれとはできないのが現状ではないでしょうか。

多額の費用をかけない耐震補強の方法

そうした「耐震補強」を比較的安くできる方法を、前々から研究している企業があります。大阪ドーム近くに本社を構えるフジワラ産業の藤原充弘社長です。建物全体を耐震補強するのは大変ですが、取り敢えず寝室だけを補強して、睡眠中の圧死だけでも防げたら、と考えました。こうして生まれたのが、ベッドの周囲を補強した個人用「安心防災ベッド枠」です。

貴重品、家財等、大事なものはたくさんありますが、地震の際は、何をおいてもまず自分の命。その一点に着目することで費用の圧縮を図りました。

次ページ「安心防災ベッド枠」の価格は?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 令和の新教養
  • 子どもを本当に幸せにする「親の力」
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
好業績の裏で検査不正<br>スズキ「鈴木修経営」の光と影

5月10日の決算会見に登壇し完成検査の不正を詫びたスズキの鈴木修会長。不正は組織的・構造的な問題か、現場への目配り不足によるのか。長年にわたるカリスマ経営の副作用を指摘せざるをえない同社のガバナンス体制を詳解する。