4月も半ばに入るとスギ花粉の飛散量はピークを過ぎ、つらい症状から解放されてきたという方も多いでしょう。そんな中、いまだに目の不調が続いている……というアナタ。もしかしたら「紫外線」の影響を受けているのかもしれません。
気象庁によると、今年の紫外線量は、地域によっては3月中旬からすでに「強い」レベルまで上がっている日もあり、今の時期からケアをしておかないと、夏に向けて徐々に症状が悪化してしまうかもしれません。
目も皮膚と同じように影響を受けている
目は光を通して、私たちの「視界」を脳に伝えてくれる大切な器官。ただ、目の表面は寝ているとき以外つねに外部にさらされているため、皮膚と同様、紫外線の影響を受けやすいものです。
紫外線を浴び続けることで、眼球の構造上、角膜や白目を覆う結膜が傷つきます。眼球の奥にある網膜や黄斑部にも影響を及ぼし、目の細胞修復に支障をきたす場合もあります。そしてレンズの役割を果たす水晶体は、ヒアルロン酸など保水性のある成分から生成されるため、目を健康に保つためには乾燥も防がなければいけません。
さて、紫外線の影響は真昼の日光によるものが大きいと思われがちですが、「日中はオフィスにこもっているから大丈夫」と考えているビジネスパーソンも、実は安心できません。
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