花粉以外も!アナタの目を攻撃する「春の敵」 「目の紫外線対策」に今から取り組むべき理由

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会社の行き帰りの日光、つまり朝日や夕日の太陽にも、紫外線は多分に含まれています。また、朝夕は真昼と違い、太陽が低い位置にあります。真昼の紫外線は朝夕より強いものの、太陽の位置が高いため、まゆ毛やまつ毛が目を守ってくれます。反対に朝夕は目が紫外線を直に受けやすく、ダメージの原因となりやすいと考えられています。

日の光を浴びたときに目がしみるように痛む場合、放っておくと症状が悪化し、知らぬ間に「紫外線アレルギー」になってしまう場合がります。そうすると、白内障や緑内障、ひいては失明の危険も高まります。

女性なら日傘や帽子、サングラスを日常的に利用している方もいますが、男性はなかなか、スーツにサングラスというわけにいかない方も多いことでしょう。外側からの目のケアとしては、サングラスのほかにUVカットのメガネやコンタクトレンズという手段もあるため、目の不調がひどい方は取り入れてみてください。

内側からのケアに欠かせない6つの栄養素

しかし、それ以上に大切なのは内側からのケアです。

強い刺激にもしっかり耐えられるようにするには、目の保水力を維持し、水晶体には傷のない状態を保ち、網膜や角膜を丈夫にしておくことが重要。それには、以下のような栄養分・食材の力が役に立ちます。

〈みわ子流、紫外線から目を守る栄養素&コンビニメニュー!〉
●ルテイン
カロテノイドの一種で、体内でビタミンAに変わり、網膜の細胞分化機能を活性化する成分となります。緑黄色野菜に多く含まれています。
→ トマト、ニンジン、カボチャ、ブロッコリーなど色の濃い野菜が入ったサラダ、温野菜、スープから摂取できます。
●レチノール
ビタミンAの一種で網膜タンパク質オプシンと結合してロドプシンとなります。ロドプシンは光の感応に関与し、目の健康に欠かせません。うなぎ、あなご、卵、小松菜、キャベツ、ゼリー(ゼラチン)などに含まれています。
→ 鰻丼、アナゴずし、ゆで卵、出汁巻卵、小松菜の惣菜、フルーツゼリーなど。お好み焼きならキャベツと卵、両方を摂取できます。
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