ビジネスの場において、触れてはいいのは「肘から指先まで」です。握手を求めても構いませんが、顔に近い肩などに触れるのは、それが男性社員でも女性社員でも「もってのほか」と思っておいて損はありません。
泣きながら相談を持ちかけてきた教え子に対し、じっくり話を聞き、励ましながらポンポンと肩をたたいた大学教授。その場面を周りで見ていた学生たちから「あの先生は気持ち悪いので、辞めさせてください」と声が上がった……。これは最近、ある大学で実際に問題になったケースです。
良かれと思ってやったことでも、ボディタッチの場合は特に、あなたの印象をガタ落ちさせる要素になりかねないことを肝に銘じてください。
自分の「身長」を加味して、相手との距離をとろう
もう一つ付け加えると、相手との「距離感」にも気を付けてください。初めて会った人や、まだ親しくない人との挨拶や会話を交わす距離は、一般的には「お互いが手を伸ばしても届かないくらいの距離」と言われています。大体160~175cmくらいでしょうか。「殴ろうと思っても殴れない距離」なんて言われ方もします。
背が高い人ほど相手に圧迫感を与えやすいので、自分の身長に合わせて距離を置くといいですね。場所の広さにもよるとは思いますので、臨機応変に対応していただければと思います。親しくなれば、おのずと距離も縮まってきますので、最初からムリに詰め寄らないようにしたいですね。
適度な緊張感と相手への配慮をもって接することで、第一印象をアップさせ、新しい出会いから豊かな人間関係を築けるはずです!
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