「第一印象作り」で空回る人は何がヘタなのか 久々に新人を受け入れる職場は、特にご用心

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ニオイを嗅ぐだけで、急に切ない感情に襲われたり、過去の記憶が一気に思い起こされるような経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。自分にとって不快なニオイを嗅ぐ場合も、それが直に感情に訴えかけ、嫌な感情(精神的ダメージ)が発生します。そうなると、どんなに見た目を整えていたとしても、第一印象は台無しでしょう。

誰しも人のニオイには敏感でも、自分のニオイにはなかなか気づきにくいもの。そもそも、どんな人にもその人のニオイはあるので、 過剰に神経を使うのも考えものですが、最低限の「清潔さ」は求められます。

まず適当になってしまいがちなのが、耳の後ろ、首周りの丁寧な洗浄です。これを心掛けるだけでも、かなりの体臭は防げます。また、体の中で最も皮脂腺の多い頭皮。しっかりシャンプーするだけでなく、洗浄剤が残らないよう、すすぐことも大切です。さらに、口臭にも気を 付けたいですね。きちんと歯を磨くだけでなく、虫歯や歯周病が原因の強いニオイもありますので、歯科医院で定期的にメンテナンスするのがオススメです。

明らかに不潔なニオイだけではなく、強い香水も嫌われてしまう原因になりえます。最近では香りの強い柔軟剤をめぐって、クレーム・トラブルになるケースが増えています。自分好みの香りも、相手はそう感じないかもしれません。どんな香りも「ほのかに香る程度」にとどめるのがマナーでしょう。

「笑顔がいちばん」で、かえって不自然に…?

「人と接するときは、とにかく笑顔で」と心掛けている方は多いと思いますが、自分はそれが得意か、それとも不得意かは、自覚しておくといいでしょう。緊張したままムリに笑顔を作ろうとすると、どうしてもひきつった表情になりがち。目が笑っていないと、かえって不自然です。

口角だけで、けっこう印象が変わる!(写真:Makes / PIXTA)

万国共通、親しみやすい表情の代表は、皆様ご存じ「スマイルマーク」。顔の輪郭を表す丸に、目とU字にカーブを描く口元が特徴です。「口がへの字だよ」は「機嫌が悪そうだよ」と同義であるわけですが、反対に口角が上がっていると機嫌のよい、明るい表情としてとらえられます。

よって、少し口角を上げる(頬骨のあたりを持ち上げる)ように意識するだけでも、親しみやすい表情が作れます。目で笑おうとするよりも簡単ですし、ちょっと意識するだけでかなり見え方が変わりますので、笑顔を作るのが苦手な方は是非やってみてください。

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