こんにちは。メンタルアップマネージャの大野萌子です。
桜のシーズンもほぼ終了し、皆さんも時間とともに、新しい出会いや環境に慣れてきた頃でしょうか。緊張がふと緩むのと同時に、そろそろ疲労を感じて始めている方も多いかもしれませんね。
そこで気を付けたいのが、心のケア。そう、いわゆる「5月病」を発症する時期が近づいています。連休明けに「仕事に行きたくない」なんてことにならないためには、実は4月(まさに今!)の過ごし方が、ものすごく重要になります。
「他者優先」の謙虚な人ほど陥る
「歓迎会」「顔合わせ」「挨拶回り」「引き継ぎ」などなど、新年度は社内外の人とかかわることが多い時期。予定が増え忙しい、慣れないことばかり……なのに加え、人と関わる緊張感が、知らず知らず心に大きな負担をかけています。
慣れ親しんだ人との関係は安らぎを与えてくれますが、この時期はなかなか「それだけ」というわけにいきません。「他者優先」の傾向の強い方は、なおさら注意が必要です。
この「他者優先」の思考、日本社会では昔から美徳とされてきましたし、皆さんも小さいころから学校や家庭で教わってきたことでしょう。
「自分さえ我慢して周りがうまくいくなら、それでいい」という考え方は、決して悪いことではありません。しかし、これが行き過ぎてしまうと、驚くほど精神を蝕んでしまいます。
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