信用されない人は「1秒」の想像力が足りない

ANA社員が段取りに力を入れるワケ

自然と気づかいができるようになるコツは?(中尾由里子 / アフロ)
「もう少しまわりを気づかってよ!」「この人は本当に気が利かないなあ」――。まわりの人の言動に、こんな不満を抱いているビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。でも、そういうあなた自身も、実はまわりから「気づかいができていない」と思われているかもしれません……。『仕事も人間関係もうまくいく ANAの気づかい』の著者であるANAビジネスソリューションに、自然と気づかいができるようになるコツを教えてもらいました。

「気づかい」の考え方は千差万別

「気づかい」は、耳に心地よい言葉ではありますが、どうしてもあいまいなイメージが付きまといます。なぜなら、「マナー」はマニュアル化されていても、「気づかい」は個人の裁量に任されていることが多いからです。

また、言葉の定義があいまいであるため、人によってその考え方は千差万別です。私たちが研修を行っている企業でも、「若手が気が利かなくて悩んでいる……」「自分が気をつかったつもりでも、お客様にとっては迷惑になってしまった」といった声をよく聞きます。

ANAでは、次のように気づかいを定義しています。

①気づかいとは、「相手のこと」を想像する習慣
②気づかいとは、「一歩先のこと」を想像する習慣

 

普段「気が利くな」「おもてなしができる人だな」と感じる人は、この2つを実践していることが多いのです。たとえば部下に「この仕事、よろしくね」と言ったのに、なかなかやってくれない。そのとき、

・ 「どうしてやってくれないんだろう?」と、相手のことを想像する
・ 相手のために先回りして、手を差し伸べる

 

それが気づかいなのです。

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