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新生TOEICを制すための「最強の勉強法」 絶対に知っておくべき傾向と対策

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  • 山内 勇樹 Sapiens Sapiens代表取締役・最高責任講師
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物語を追っていくうちに、無駄なくピンポイントで、スコアアップに必要な単語力を覚える、このような構成のテキストを利用することが、TOEICスコアアップの早道です。

ストーリーを通じて学ぶ方法には、その効率や実践性のみならず、「楽しく進められる」という大きなメリットがあります。たとえば、洋画を観るときは、英語音声(日本語字幕)の方が一般的に好まれます。ただ英文を読んだり聴いたりするのはつまらなくても、そこに映画などのストーリー性が加われば、人はそれを「楽しもう」とするようになるわけです。

逆に、何のストーリー性もない単語帳の英単語丸暗記はまったくつまらないもの。TOEIC単語帳というのは使用価値はとても高いものの、なかなか使用しきることができない人が多いものでもあります。楽しみながらの勉強のほうが、継続が可能であり、記憶に残りやすいことは明白です。

ストーリー仕立てで単語の本質を覚えるほうが効率的

また、TOEIC対策において、問題のパターンや引っ掛けパターンを「記憶」するという方法もあります。確かに、これによってある程度テスト対策をすることはできます。しかし、これはその人の基礎力ではなく、 一時的に表面に貼り付けた「仮の力」です。

基礎理解が強い人は、極論、対策なるものは必要ありません。特別なことをしなくても、いつものように見て、いつものように考えれば解けるからです。

「テスト対策」「テスト準備」は基礎理解にプラスするものです。そのアプローチは、「理解の範囲の拡大」に努めるべきであり、「記憶の範囲の拡大」に進むべきではありません。基礎理解がない上で丸暗記しようとしても、成果がなかなか見えてきません。まったく同じ問題が出れば解けるのですが、かりそめの小手先スキルでは応用が利かないのです。

同じ時間と労力をかけるのであれば、意味を理解しない丸暗記よりも、やはりストーリー仕立てで単語の本質を覚えるやり方が効率的でしょう。

一見、単語やテクニックだけを覚える方が早いように思えるかもしれませんが、結局「急がば回れ」なのです。

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【最新のTOEIC形式】

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