新生TOEICを制すための「最強の勉強法」 絶対に知っておくべき傾向と対策
私は、TOEICへの取り組みを、「苦」ではなく、「楽しいことの延長」にできればいいなといつも思っています。だって、実際に英語を使って世界の人とコミュニケーションが取れたときというのは楽しいですよ!
最新の傾向にあったTOEICストーリーを使う
ここまで、TOEIC ストーリーで学ぶことをオススメしてきましたが、この『TOEICストーリー』は、最新のTOEIC形式を考慮しているものを使いましょう。
たとえば、前回の記事で、新・TOEICでは、間投詞を入れ込んだ文章、「チャット形式」の読解問題、複数ある単語のニュアンスを読み取る問題など、出題傾向が変わると説明しました。
また、新・TOEICでは、いわゆる「トリプルパッセージ」という長文読解問題が出されます。
これまでは、2つのパッセージ(長文)を両方参照して、その上で設問に答えるというリーディング問題が出題されていました。2つパッセージがあるので「ダブルパッセージ」と呼ばれています。
新・TOEICにおいては、さらにパッセージがもうひとつ増えて、3つのパッセージの問題が出ます。3つパッセージがあるので「トリプルパッセージ」と呼ばれています。
こういった新しい問題が新・TOEICで出題されるのであれば、その傾向を盛り込んだ最新のTOEICストーリーがやはり最適なわけです。TOEICの書籍・教材を選ぶときには、この「最新のTOEICテストの傾向や構造」をきちんと反映した書籍・教材であるかを確認しましょう。
ちなみに毎年「“新”TOEIC対応」と書かれた書籍が発売されますので、紛らわしいのですが、発売年月日を確認して最新のものを買い求められますようご注意ください。
それでは、皆さんの健闘をお祈りしています。
(構成:山岸美夕紀)
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