なぜハーバード生に「日本旅」が人気なのか?

例年、予約枠が争奪戦になるワケ

なぜハーバードでは日本が人気なのか?
ハーバードビジネススクールで絶大な人気を誇る日本ツアー、ジャパン・トレック。毎年5月に開催され、9日間で京都、広島、箱根、東京とまわるツアーだが、例年100名の予約枠が数分で埋まってしまうほどの人気ぶりだ。なぜハーバードの学生はこれほど日本に魅了されるのか。『ハーバードでいちばん人気の国・日本 』(PHP新書)の著者である佐藤智恵さんが、参加した2年生、シャノン・ヴォンクさんに聞きます。

ジャパン・トレックはスーパーポピュラー

佐藤:ヴォンクさんは昨年5月に、ジャパン・トレックに参加されたそうですが、「日本ツアーはハーバードでいちばん人気がある」というのは本当なのでしょうか。

ヴォンク:本当です! ジャパン・トレックは“スーパーポピュラー”ですよ。ハーバードビジネススクールにはアメリカ国外への研修旅行がたくさんありますが、日本へのツアーが最も人気が高いと思います。

佐藤:スーパーポピュラーですか! それはうれしいですね。

ヴォンク:ジャパン・トレックの説明会に行ったら、部屋は人であふれかえっていました。オンラインで予約開始になった瞬間に、皆、一斉に予約して、あっという間に枠が埋まってしまいました。コンピュータの前で予約開始の時間になるのを待って、「予約受付」になった瞬間に、すぐ申し込んだんですよ。

佐藤:人気アーティストのチケットをとるような感じだったわけですね。なぜそんなにジャパン・トレックに参加したいと思ったのでしょうか。

ヴォンク:1年生のときに、同じクラスに日本人学生がいて、彼からよく日本の話を聞いていました。それから、私の隣の席に座っていたのが、日本のグーグルで働いていた男子学生で、彼もいつも日本の話をしてくれました。彼は卒業後も日本で働きたい、というほど日本が好きだったのです。こうした友人に囲まれていたので、日本のことがもっと知りたくなり、自分の目で見てみたい、と思うようになったのです。

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