なぜハーバード生に「日本旅」が人気なのか? 例年、予約枠が争奪戦になるワケ
ジャパン・トレックはスーパーポピュラー
佐藤:ヴォンクさんは昨年5月に、ジャパン・トレックに参加されたそうですが、「日本ツアーはハーバードでいちばん人気がある」というのは本当なのでしょうか。
ヴォンク:本当です! ジャパン・トレックは“スーパーポピュラー”ですよ。ハーバードビジネススクールにはアメリカ国外への研修旅行がたくさんありますが、日本へのツアーが最も人気が高いと思います。
佐藤:スーパーポピュラーですか! それはうれしいですね。
ヴォンク:ジャパン・トレックの説明会に行ったら、部屋は人であふれかえっていました。オンラインで予約開始になった瞬間に、皆、一斉に予約して、あっという間に枠が埋まってしまいました。コンピュータの前で予約開始の時間になるのを待って、「予約受付」になった瞬間に、すぐ申し込んだんですよ。
佐藤:人気アーティストのチケットをとるような感じだったわけですね。なぜそんなにジャパン・トレックに参加したいと思ったのでしょうか。
ヴォンク:1年生のときに、同じクラスに日本人学生がいて、彼からよく日本の話を聞いていました。それから、私の隣の席に座っていたのが、日本のグーグルで働いていた男子学生で、彼もいつも日本の話をしてくれました。彼は卒業後も日本で働きたい、というほど日本が好きだったのです。こうした友人に囲まれていたので、日本のことがもっと知りたくなり、自分の目で見てみたい、と思うようになったのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら