ソフトキーボードには「最適配列」が必要だ 物理キーと同じではこんなにも使いにくい!
メインマシンとしてマイクロソフトのSurface Pro4を導入し、仕事ではiPad ProとSurfaceを行ったり来たり、プライベートでは毎日iPad Proを使うという生活をしている。すっかり「大きめタブレット大好きおじさん」だ。
それらの機種につけられる専用キーボードももちろん使っているが、日常的に使っていると、ソフトウエアキーボードのお世話になることも多い。ちょっと持ってトイレに入ったり、さっとメールやSNSの書き込みに返事をする時などは、ソフトキーボードで入力、という時間も長くなる。
そこで、すごく気になっていることがある。これ、この配列で本当にいいのだろうか?
実はユーザビリティの面でマイナスが大きい
iPad Proが発売され、レビューが大量に出始めた時のことだ。多くの記事で次のような表現を見かけた。
「iPad Proのソフトキーボードは配列が物理キーボードとほぼ同じなので、戸惑わずに使えて便利」
実は、筆者はその意見に首をかしげていた。そして、毎日使い続けて、その気持ちは確信へと変わっている。
「いやいや、物理キーボードと同じにしたのは、ユーザビリティの面ではむしろマイナスだったよ」と思っているのだ。
なんのことなのか? その辺は配列を見ながら説明しよう。
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