アップルが子どもIT教育に力を入れるワケ 店舗を活用してプログラミングを指導
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「Go for it!」(頑張れ!)
子どもたちにエールを送ったのは、アップルでソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長を務めるクレイグ・フェデリギ氏だ。
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「プログラマーは、あなたが将来なることができる最も創造的で協調的な仕事の1つです。プログラムは考えていることを素早く実現する手段であり、あなたの表現手段なのです」(フェデリギ氏)
この言葉は、生まれたばかりの娘に向けたものでもあった。
アップルは12月10日に、世界中のアップルストアで子どもたちにプログラミングを教える1時間のセミナー「Hour of Code」を開催する。その意義についてフェデリギ氏へのインタビューを行った。
同氏自身のキャリアにも大きく影響を与えたプログラミングに触れる場作りと、同社のプログラミングへの取り組みについて、聞くことができた。
テクノロジーに触れる原体験を提供したい
現在、45歳という若さで世界随一のテクノロジー企業の経営チームに名を連ねるクレイグ・フェデリギ。アップルの新製品発表イベントや開発者会議でも、情熱的な語り口と、的確なデモを披露している。そんな同氏にも、Hour of Codeでプログラミングに初めて触れる子どもたちを同じように、コンピュータに目を輝かせた原体験を持っていたという。
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