日本人はあまりにも儲ける気概がなさすぎる ダメと決めず、みずから勝ち方を考えよう

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日本人に足りない「商人魂」とは?
レオスキャピタルの藤野英人さんと社会派ブロガーのちきりんさんによる、未来を見通す対談の第2回。日本人に足りない「商人魂」について語ってもらいました。悲観的な未来からも、チャンスを見いだす感覚はどうやって養うのでしょうか。

日本人に足りない「商人魂」

ちきりん:『マーケット感覚』っていうと、みんな金融の話だと思うんですけど、読んでいただければ生き方全般の話だとわかります。『投資バカの思考法』も、読むと同じように生き方に関係する本だよねってわかる。この2冊は、「投資やマーケットに関する感覚は、金融という特定分野の話ではなく、あなたの人生そのものを規定しますよ」っていう主張の部分で一致している。

藤野 英人(以下、藤野):マーケット感覚って、「商い心」だと思うんですよ。僕は、日本が世界で競争力を失っているのは技術で負けたからではなくて、商人心が足りないからだと思う。売りたいという気持ちがすごく欠けている。

ちきりん:「儲けることが悪」のコンセプトともつながっていますよね。それなのに日本では、他国に比べてiPhoneのシェアがすごく高い。

藤野:アンドロイドよりもね。

ちきりん:特にアジアに行くと、相当におカネがある人以外はアップル製品なんか使ってないです。日本人は、昔はブランドバッグが大好きだったし、今はアップル製品が大好き。消費者としては「見栄」の価値におカネを払うのが大好きなのに、その価値を作り出す側に回ろうっていう発想にならないのが不思議です。

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