年収1000万円超なのに貯金がない人の悪習慣

世帯収入が高くても「幸せ」とは限らない

収入が多いからとバンバン使っているとすっからかんに(写真:にこまる / PIXTA)

お盆まっただ中。この時期に帰省して、旧交を温めている人も少なくないでしょう。ふと気になるのは、お互いの懐事情です。

「東京でバリバリ仕事をしているアイツは、なんだか羽振りがよさそうだな。年収は1000万円くらいもらっているのだろうか?」

「地元にずっと根付いているアイツは『給料が安い』ってぼやいていたけど、年収でいえば400万円くらいだろうか?」

年収400万円の人から見た年収1000万円は、雲の上の想像もできない世界。「もし、年収1000万円になったら生活にゆとりが出て、小遣いは好きなだけ使えて、貯金も今の倍はできるだろう」。そんな想像をするかもしれません。一方、年収1000万円の人から見た年収400万円は、「大変だろうな、どうやって暮らしているのだろう?」という印象を持つかもしれません。

リッチでも1割が貯金ゼロ!

実際のところはどうなのでしょうか。国税庁の民間給与実態統計調査(平成25年分)によると、給与所得者の1人当たり平均給与は男性511万円、女性272万円(平均年齢は男性45.2歳、女性45.3歳)です。

男女別にみて年収1000万円以上は男性が6.2%、女性が0.9%。普通の人から見て年収1000万円は、やはりうらやましい額です。「もし、今の倍の収入があったら、生活も楽になり老後の心配もなく、子どもの教育費にもおカネがかけられるのに――」。そんな風に誰もが思います。

ところが、信じられないことに、年収1200万円以上の世帯でも、11.8%は貯金ゼロ。つまり、高所得世帯の8世帯に1世帯は貯金を持っていないのです(金融広報中央委員会家計の金融行動に関する世論調査平成26年)。

実際、ファイナンシャルプランナーの筆者のところへ、高収入でもうまく家計管理ができないと、ご相談にいらっしゃる方もいます。

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