たっぷり貯金したいなら、香川と徳島に学べ 四国の2県になぜかお金持ちが多い理由
6~7月は多くの企業や役所で夏のボーナス(賞与、一時金)が支給されるタイミングだ。レジャー、買い物、自己啓発などに使う一方、将来に備えた預金・貯金に回している人も少なくないだろう。
そんな預貯金にまつわる、こちらのランキングをご覧いただきたい。
2位:香川県 1622万円
3位:徳島県 1610万円
4位:富山県 1577万円
5位:奈良県 1512万円
<出典:香川県統計協会2014年、※全国平均:1232万円>
東京都は納得の1位。日本の首都であり、高級住宅街がいくつもあり、企業経営者や資産家などの富裕層が、大勢、住んでいる。下町も多いものの、上位層が全体を押し上げているのだろう。
そんな東京に続く2~3位が四国の2県。大阪府(同1339万円で11位)や愛知県(同1321万円で12位)、神奈川県(同1161万円で28位)など大都市を擁する府県が必ずしも高いという傾向はないものの、香川や徳島の人たちがこれほどまでにおカネを持っているとは、何とも意外な気がする。これにはどんな理由があるのだろうか。取材班は四国へ飛んだ。
香川と徳島で貯金額を聞いてみた
まずは2位の香川県へ。中心市街地にある銀行の前で、突撃取材を敢行した。無茶を承知で「あなたの預貯金額、教えてもらえませんか?」と聞き回ること3時間。最初は断られ続けたが、徐々に答えてくれる人に遭遇した。すると、「5000万円」「6000万円」など、数千万円級の預貯金を持っていると答える人がゴロゴロいた。
続いて、3位の徳島県。こちらも5000万円前後の預貯金を持っている人とたくさん遭遇。あるタクシー運転手さんは、預金通帳を7~8冊持ち歩いていて、そのどれもに数百万円が入っていた。つまり、預貯金額は数千万円規模。お金持ちが多いことが実感できた。
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