ベンチャーが先導する再生医療、臓器移植の代替も視野に応用研究が進む

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現在、再生医療の実用化が進んでいるのは皮膚、軟骨、骨などで、角膜、血管、心筋、神経などがそれに次ぐ。一方、膵(すい)臓、肝臓、腎臓、脳など、立体的で高度な機能を持つ臓器はまだ先になりそうだ。

こうした体性幹細胞を使った再生医療の研究者も、iPS細胞発見の衝撃を大きく受け止めている。07年11月のヒトiPS細胞樹立発表からわずか1年半、再生医療研究は、従来の体性幹細胞を使った治療や臨床研究に加え、iPS細胞の活用に大きく踏み出している(下図参照)。

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