「大卒30歳平均賃金」ベスト100社ランキング

「CSR企業総覧」で読み解く有望企業

『CSR企業総覧2016』(東洋経済新報社)。有力・先進1325社のCSRデータを掲載。上の画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

『CSR企業総覧』はほかでは見ることができない情報が多い。この「大卒30歳平均賃金」も600社以上が開示している。これは開示の基準の自由度を高くしていることも要因のひとつだ。

このように『CSR企業総覧』掲載データは開示基準が多少異なる項目があり、データを使う側には読み解く力が求められる。こうした点が大学生を対象にできるだけ誤解のないよう親切に編集している『就職四季報』と異なるところだ。

ただ、こうしたバラつきは法律などで義務化されていない開示情報では一般的な話だ。これから社会に出て活躍される皆さんは、このような情報も読みこなしていくことが求められる。就活をきっかけに学生の頃から気にしていれば将来きっと役に立つはず。実際にはほんの少し注意すれば問題ないことがほとんどだ。こうしたノウハウ的なところも今後ご紹介していきたい。

上位100社は30万円超

今回のランキング上位100社は30歳時点で30万円以上もらえる会社ばかり。普通の生活をするのであれば金銭的に厳しいことはないだろう。社会人としての経済基盤は安定し、仕事に集中できる環境と考えてよい。さらにこれらの会社の事業内容や働きやすさなどの情報を見ることでより深い企業研究ができる。

さて、この『CSR企業総覧』自体は価格が29160円(税込み)もするため、通常は個人で買うものではない(過去に就活用に個人で購入した女子学生と会ったことがあるが……)。ぜひ、大学の図書館などで見ていただきたい。

ほかにも「東洋経済デジタルコンテンツ・ライブラリー」というサービスが導入されている大学も多い。これを使えば『CSR企業総覧』をはじめとする東洋経済のさまざまな媒体をPCなどで見ることができる。自宅のPCやタブレットなどでも使える大学も多いのでぜひ確認してほしい。

これから始まる就職活動。『CSR企業総覧』に掲載されている1325社の詳細情報で有利に就活を進めてほしい。

最後に、今回掲載する「大卒30歳平均賃金」のポイントをまとめておく。

1. 開示する会社は信頼性が高い

2. 都市部では「30万円以上」が優良企業の目安

3. 注は必ずチェック

4. 平均年収との比較も大切

※次回は、ほかではまず見ることができない年代別比率(50歳台、40歳台等)ランキングをご紹介する。

次ページ30歳平均月例賃金ランキング上位100社(1~50位)
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