就職試験に向け、時事用語をどう学ぶべきか 就活生のための「時事問題対策講座」<2>

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女性の活躍についても最近の時事問題によく採りあげられるテーマだ(写真:パームツリー/PIXTA)
「就活生のための時事問題対策講座」の第2回目は、実践問題と対策本について解説します。就職活動での筆記試験対策では、SPI3やCAB、GABなどに追われて、時事問題の対策をしない就活生が多いようです。しかし、筆記試験に時事問題を出題する企業はありますし、面接で時事問題について意見を求められることもあります。

模擬問題にチャレンジ

就職四季報プラスワンの過去記事はこちら

まずは下記の模擬問題を解いてみてください――。

文中のA~Cの下線部分を、それぞれの選択肢の中から適当な語句で埋め、完全な文章とする問題です。

1. 我が国の女性の労働力を縦軸にし、年齢階級を横軸にして描画すると、あるローマ字の型に似ており、我が国の女性の労働力率は A 字カーブを描くと言われている。

2. 我が国の就業・不就業の実態を調べた「就業構造基本調査(総務省)」をみると、平成24年の男性の年齢別有業率は、すべての年齢階層で低下した。同年の女性については、 A 字カーブの底が平成19年に比べて B 

3. 平成27年9月4日に C が公布・施行され、301人以上の労働者を雇用する事業主に、平成28年4月1日までに、①自社の女性の活躍状況の把握・課題分析、②行動計画の策定・届出、③情報公表などを行うことを義務付けた。

<選択肢>
A:①M ②N ③U ④V

B:①25~29歳から30~34歳に移行した
  ②30~34歳から35~39歳に移行した
  ③30~34歳で変化しなかった
  ④35~39歳で変化しなかった

C:①育児休業等に関する法律 ②次世代育成支援対策推進法
    ③男女共同参画社会基本法 ④女性活躍推進法

(出典)問1は平成17年度社労士試験、問2は平成27年度の社労士試験  のそれぞれ選択式で出題。問3は翠氏のオリジナル出題

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