「冬うつ」を1分で吹き飛ばす、4つのご自愛術 「料理」がもたらす驚異のメンタル調整効果

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■3. 深呼吸をする

呼吸が浅いと、不安な気持ちになりやすいと言われています。実際にストレスを過度に感じていたり、気持ちが不安定だったりするときは、呼吸が浅くなっているものです。

私たちの身体をコントロールしている自律神経系統の中で、唯一自己コントロールが可能なのが、呼吸です。意識しても心臓を止められませんが、呼吸は止められます。そこで、意識的に深い呼吸をすることにより、自律神経のバランスを整えることができるのです。

難しいことは、何も必要ありません。肩の力を抜いて、胸を開き、これ以上は吐ききれないところまで息を吐き出します。次に自然にゆっくりと、たっぷりと息を吸い込みます。それを何度か繰り返すだけでも、身体が緩んでくることを感じることができるはずです。

■4. デスクの上を片付ける

気分が落ち込み、やる気が低下してくると、デスクの上がごちゃごちゃしがちです。その状態が、さらに気分を沈ませる……という悪循環になることが多いのです。

ちょっと書類をまとめてみる。文具を定位置に戻す。アルコールティッシュなどで、デスク面やキーボード、電話回りなどをさっと拭くなど、ほんのひと手間でいいので、デスクの上をお掃除してみましょう。目の前のものが整理整頓されると、自然と気持ちがリセットされていきます。

五感をフル活性化させる「料理」のパワー

また、職場以外でもできる効果的な方法があります。それは、「料理」です。一人暮らしの方を中心に、食事の多くをコンビニや外食で済ませ、料理をしない方が増えていますが、実は料理は、気分転換には抜群の効果を発揮します。

うつ病で長い間休職していた方が、自炊をするようになってから病状が大きく回復する、という例は多くみられ、さらに職場に復帰後には、無遅刻無欠勤で出社できるようになったばかりでなく、性格も見違えるように明るくなり、仕事も生き生き取り組めるようになったケースもあります。

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