「うつになったツレ」と、離婚できますか?

夫に気を遣い続ける生活に、正直疲れました

「配偶者のうつ病」を理由に、離婚が認められるのでしょうか?(写真 :tooru sasaki / PIXTA)

夫がうつ病で休職中という女性からの相談です。うつ病になる前から結婚生活は冷え切っていたといいます。また、女性は30代半ば。出産も考えると、結婚生活を続けられないという気持ちに傾いているようです。

一方で金子宰慶弁護士は、「配偶者のうつ病」を理由に、離婚が認められることの難しさについて解説しています。

もし調停や裁判になったら?

当記事は弁護士ドットコムニュース(運営:弁護士ドットコム)の提供記事です

Q. 「ツレのうつ」を理由に離婚は認められますか?

夫が職場での人間関係が原因で、うつ病になってしまいました。現在は会社を休職し、心療内科に通院しています。

このような状況がすでに半年以上続いていて、夫に気を遣い続ける生活に、だんだんと疲れてきました。私も日中は働いていますが、夫は家事をやる気力もないようで、出勤前と帰宅後の家事をひとりでこなすのはかなりの負担感です。

また、私は30代半ば。出産のことを考えると、このまま結婚生活を続けることに、焦りも出始めています。うつ病になる前から、夫婦関係も冷え切っていました。

夫や夫の家族には申し訳ないという気持ちもありますが、離婚したいのです。でも、夫が受け入れるかはわかりませんし、もし調停や裁判になった場合、そんな理由で離婚が認められるのかも不安です。

次ページ弁護士の見解は?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • ブックス・レビュー
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
中国を知り尽くす異能の外交<br>官 垂秀夫 新中国大使

中国に幅広い人脈を持ち、アグレッシブな仕事ぶりで知られてきた垂秀夫・在中国大使。世界情勢が激動する中で国力差が開く日中関係をどう舵取りするのでしょうか。中国が最も恐れる男が日中関係のリアリズムを語ります。

東洋経済education×ICT