｢冬うつ｣を1分で吹き飛ばす､4つのご自愛術 ｢料理｣がもたらす驚異のメンタル調整効果

まずは「積極的に日光に当たること」を意識してみましょう。太陽の出ているランチタイムは外に出ることをオススメします。お弁当を持参されている方は、食後に数分だけでも辺りをお散歩してみてはいかがでしょうか。お弁当を買いに出る方や外食の方は、いつもより少し先のお店まで歩いてみるのもいいでしょう。

暖かい日には、ベンチやテラスで食事をするのも効果的です。日光にあたることに加えて、いつもとは少し違った空間で食事をしたり、食事の前後にちょっとでも体を動かすことは、とてもいい気分転換になります。

職場で簡単にできる！4つのメンタルアップ法

ランチにゆっくり時間を取れない、という方のために、職場で簡単にできるメンタルアップの方法をお伝えしておきたいと思います。

■1. コーヒーを飲む

コーヒーの香りを嗅ぐと、私たちの脳にアルファ波が生じ、リラックス効果が期待できることがわかっています。さらにカフェインの覚醒作用により、気持ちを上げる効果が期待できます。また疲れているときは、砂糖を加えることで血糖値を適度に上げ、カフェインとの相乗効果で、栄養ドリンクと同様の即効性のあるエネルギー補給に役立ちます。

ただ、これらは「良質なコーヒー」であることが望ましく、煮詰まったもの、焙煎不良や古いコーヒー豆から淹れたものは、効用が薄いばかりか、胃腸に負担をかけますので注意してくださいね。

とはいえ、いつでもドリップしたてのコーヒーが飲める環境があるわけではありませんよね。そんな時は、インスタントや缶コーヒーなどでもある程度代用できますので、職場環境や状況に応じて、臨機応変に取り入れていただければと思います。

■2. デスク手元のライトを消す

あまり知られていませんが、明るすぎる蛍光灯は不安感を高める場合があるので、注意したいところです。細かな手元作業には明るさが必要な場合もあると思いますが、時折ライトを消して、目を休めることが必要です。目を十分に休めると、気持ちの安定につながりますよ。