売り手市場でも「相思相愛」の就活生を囲う策

学生に「関わってくれた」との印象を残すべし

次期の新卒採用に向けた会社説明会の開始時期が迫ってきました(写真:使用上の注意 / PIXTA)

年が明け、そろそろ新卒採用向けのインターンシップや会社説明会の準備を始める企業が増えてきているのではないでしょうか。就職活動はここ数年で完全なる「売り手市場」となり、一部の大企業を除き、いい人材を採用するのが難しいと嘆きの声を聞くことが多くなりました。

また、せっかく採用しても、内定を辞退されてしまったり、入社してもミスマッチにより早々に退職されてしまったり……。働き始めて数カ月でメンタル不調による休職、などといった例も増えています。

「完成品」でないほうが「のびしろ」が大きい

この連載の過去記事はこちら

企業の側からすると、言葉は悪いですが、ふたを開けてみて(一緒に仕事をしてみて)「アタリ」か「ハズレ」かを突きつけられるという状況に戦々恐々、というのが現状ではないでしょうか。

ですが、必要以上に焦ってもいいことはありません。そもそも人材は「育てていくもの」です。はじめから優秀な人材を採用するメリットは確かにありますが、いわゆる「完成品」ではないほうが、愛社精神や現場適応力をつけるための「のびしろ」が大きいとも言えるでしょう。

人手不足がゆえに、即戦力としての側面ばかりを重視した採用を行っていると、いつか足元をすくわれる事態に直面します。最初からそつなくなんでもこなす者が、のちに会社にとって本当の戦力になるとは限りません。逆に出だしがイマイチでも、後に飛躍する者も少なくないのです。

次ページ就活生にスタイリストがつく時代…
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 御社のオタクを紹介してください
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • 日本野球の今そこにある危機
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激突! アサヒvs.キリン<br>「正反対」のビール戦略

2020年に豪州最大のビール会社を買収するアサヒグループHD。国内縮小を見越し「スーパードライ」集中でグローバル化を強化する。一方、キリンHDは化粧品・健康食品のファンケル買収などで多角化を推進。正反対の戦略の成否は? 両社トップに聞く。