初詣の三大人気スポットと言えば、明治神宮、成田山新勝寺、川崎大師。例年ランキングが変わらない不動のベスト3で、初詣の参拝客が300万人を超える超有名寺社ですね。
初詣の起源は諸説ありますが、一説によると、その歴史は意外と新しく、明治時代の鉄道の普及により広まったといわれています。多くの人で賑わう有名寺社への参拝は、その当時からおめでたい気分が盛り上がる、新年最初の大きなイベントだったのでしょう。平成の今でも、大切な行事のひとつです。しかし、初詣だからと大きな有名寺社へ行かないといけないのかというと、そうでもありません。地元に必ずある、その地域を守ってくれている「氏神様」にお参りすることのほうが大事だという人もいます。どちらが正しいということはありませんが、氏神様には日頃の感謝とお礼をお伝えするために詣でることも大切です。
ところでこの初詣人気3大スポット、お気付きかもしれませんが、明治神宮は「神社」、成田山新勝寺と川崎大師は「お寺」です。参拝の方法が若干異なりますので、この機会に予習をしておきましょう。
おさい銭は箱に落とすように入れる
神社の鳥居、お寺の山門から先は「聖域」となるため、足を踏み入れる前に一礼するのがマナー。参道に入ると、力強く育っている木々やひんやりと気持ちのいい空気を感じ、特別な場所に来たと感じられるはず。
まず、手水舎(てみずや/ちょうずや)で清めます。柄杓で水をくむのは1回のみ。以下のフローをひとすくいの水で行います。
柄杓に口をつけて飲む行為は絶対にNGなのでご注意を。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら