老舗の由来とは?
01. 老舗という言葉は「為似す・仕似す(しにす)」という動詞に由来する
02. 「しにす」「しにせる」は似せる、真似るなどの意味をもち、江戸時代以降に家業を守り継ぐという意味で使われるようになり、やがて「しにせ」と名詞化され定着した
03. 「老舗」という漢字はあとから充てられたもの
04. 「老舗」は「しにせ」「ろうほ」どちらの読み方も正解
05. 中国語で老舗を表す言葉は「老字号」
06. 「のれんが古い」とは老舗を表す言葉。培ってきた店の信用が失われることを「のれんに傷がつく」と表現する
07. 日本の企業の“平均年齢”は35.6歳
08. 日本では社長の就任期間は平均28年
09. 老舗の定義は曖昧であり、明確な基準はない
10. 広辞苑では「先祖代々から続いて繁盛している店。またそれによって得た顧客の信用・愛顧」と記されている
11. 一般には、100年以上事業を続けてきた企業、事業者を老舗とするのが、大方が納得する定義ととらえられている
12. 業種により「老舗」のとらえ方も異なり、IT業界などでは創業20年程で老舗と位置付けられることも多い
13. 帝国データバンクの調査で、創業100年以上の営利法人を老舗と定義すると該当する企業は全国で2万6144社
14. これは企業全体の約1.6%にあたる
15. 創業100年以上の老舗は5万~10万社という説もある
16. 日本は世界でも突出した「老舗大国」である
17. 東京商工リサーチの2012年の調査では、創業100年超えの老舗企業は全国に2万7441社
18. 業歴別では、100年以上200年未満が2万4924社、300年以上400年未満が582社、500年以上は158社
19. 都道府県別では東京が最多の3003社で全体の1割を占める。次いで大阪、愛知、京都、新潟の順で老舗が多い
20. 都道府県別で老舗が最も少ないのは沖縄で16社
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