アルビレックス新潟の奇跡:池田弘が語る人と組織の育て方(第2回)--指導者は「先生」ではなく、「インストラクター」であるべきだ

 

そういう意味で、人を指導する人間は「先生」ではなく、「インストラクター」でなくてはいけないと思います。学生のモチベーターとして「夢を追いかけようぜ」「君ならできる」と呼びかけ、「よしやるぞ」という気持ちにさせる。そういう存在でなければならないということです。最先端の知識やより効果的な勉強法を教えてあげて、「本気になれば、乗り越えられる」ということを示していけば、学生たちは本当に乗り越えていきます。そして、「そんな君たちは俺よりも偉いんだ」と尊重する姿勢が大事です。

前回もお話しましたが、人間には本質的に「幸せになりたい」という思いがあります。ならば、相手が本当に幸せになるためにはどうすればいいのか。そういうことを考えてコミットしていけば、やる気のスイッチは自然と入ります。そして、お互いが本気でぶつかり合った結果、卒業する時には先生と生徒が抱き合って号泣する関係であってほしい。そう思っています。

いけだ・ひろむ
NSGグループ代表。学校法人新潟総合学園総長。日本ニュービジネス協議会連合会会長。1949年新潟市古町の愛宕神社・宮司の家に生まれる。国学院大学で神職を学び1977年に愛宕神社宮司となる。同年、新潟総合学園を開校。

(聞き手:フリーライター・小島知之、東洋経済HRオンライン編集長・田宮寛之)

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