41. オーストリアの赤白の国旗は、十字軍遠征中のオーストリア大公の白い軍服が敵の返り血を浴びて赤く染まり、ベルト部分だけが白く残ったという故事に基づく
42. ドイツの国旗はシュワルツロットゴルト(黒赤金)の愛称で呼ばれる三色旗で、ナポレオン軍と戦った義勇軍の制服の色(黒マント、赤肩章、金ボタン)に由来する
43. スペインの国旗は、政府が使う場合紋章入りのものを、民間行事で使う場合は紋章なしのものを使うことが多い
44. ギリシャの国旗は青と白は海と空を表し、9本のストライプはギリシャ語「自由か死か」の9音節を表す
45. 国際赤十字の標章は、設立に尽力したデュナンに敬意を表し、彼の母国スイスの国旗の配色を反転させたもの
46. 英国のユニオンジャックは、イングランド(白地に赤十字)、スコットランド(青地に白の斜め十字)、アイルランド(白地に赤の斜め十字)の3つの旗を合わせ誕生した
47. 英国の国旗は非対称で上下の区別があるため掲揚の際に間違えないよう注意が必要
48. トラファルガー海戦で英軍艦上にはためいていたユニオンフラッグの現物がロンドンで競売にかけられ38万4000ポンド(約5800万円)で落札された
49. 米国の国旗は「Stars and Stripes(星条旗)」のニックネームの通り、星と縞模様のデザイン。13本のストライプは最初に入植した13州を、星は現在の州の数を表す
50. 星条旗は、1776年にベツィー・ロスという女性がジョージ・ワシントン大統領の依頼により縫い上げた星13個、縞13本の旗から始まったと伝えられる
米国の国旗27回デザイン変更されている
51. 米国の州の数が増える度に、国旗の星の数も13から50に至るまで27回デザインが変更されている
52. 四角形でない世界唯一の旗をもつのはネパール。三角旗が上下に重なったようなペナント型
53. トルクメニスタンの国旗は世界で最も複雑な国旗ともいわれる、伝統産業の絨毯の柄を図案化したもの
54. パラグアイの国旗は世界で唯一表裏が違うデザイン
55. インドネシアとモナコ公国の国旗は上半分が赤、下半分が白の同じデザイン。その違いは縦横の比率で、インドネシアは2:3、モナコは4:5
56. ルーマニアとチャドの国旗は同じ青黄赤の三色旗で縦横比もほぼ同じ。違いはチャド国旗の青が若干濃い点
57. 太陽を国旗のモチーフにしている国は多い。太陽を赤で表しているのは日本のほか、バングラデシュ、マラウイ
58. 黄色い太陽が意匠化された国旗はアルゼンチン、ウルグアイ、キリバス、フィリピン、マケドニア、ルワンダなど
59. アルゼンチンの国旗は独立運動を起こしたベルグラノ将軍の考案。中央の太陽は「五月の太陽」と呼ばれインカ帝国の太陽神インティを象徴している
60. バングラデシュの国旗の赤い円は、旗が風になびいても中央に見えるよう旗竿側に少し寄って配置されている
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