【キーマンズ・インタビュー】「中途採用募集におけるCookセールスアカデミー」の意図と成果--矢込和彦・Cook Japan代表取締役に聞く

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--今後の採用計画と経営課題について教えてください。

年齢構成を重層的にするために、新卒採用を2~3年以内位に始めたい。採用数は未定だ。セールスアカデミーは、これからも年に1回程度は実施していきたい。継続することによって次の層、その次の層と重層化していく。

経営課題としては、取扱製品を増やすことがある。Cook Medicalの製品は1万5000種あるが、Cook Japanはその3割、4000~5000種位しか取り扱っていない。欧米の病院経験を持つ医師からは「あの製品が欲しい。なぜ取り扱わないのか」と言われるが、従業員数は200名強とまだ少なく、医療機器として承認を得ることを含め体制が不十分だ。優秀な人材を採用し、育成することで、体制を整えていきたい。

幸いなことにCookセールスアカデミーで入社した12名は、非常に積極的に日々の業務に取り組んでおり、確実な成長を見せ始めている。徐々に理想の体制に近づいていくと確信している。

矢込 和彦
Cook Japan株式会社代表取締役。慶応義塾大学経済学部卒。会計事務所、外資系企業日本法人を経て、シールドエアジャパン株式会社に入社。2005 年に代表取締役就任。2009 年に Cook Japan 株式会社に経営管理本部長として着任。2010 年 5 月より現職。

※Cook Japanは「第1回 日本HRチャレンジ大賞奨励賞」を受賞した。

(聞き手:HR総合調査研究所(HRプロ)ライター:佃光博=東洋経済HRオンライン)

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