堀江貴文氏「なぜみんな本音を言わないの?」 それで失うものは、大したものではない
「上司の言うことは理不尽! でも、そのことを言えないでいる」
「会議でも意見が言いづらい雰囲気……。雰囲気にのまれて、いつも何も言えない」
「下手なことを言うと、上司から嫌われて職を失ってしまう」
「本音を言うと人間関係が悪くなって、職場にいられなくなってしまう」
こんな話を聞くことがある。多かれ少なかれ「言えない本音」を持ちながら仕事をしている人は少なくないようだが、僕はまったく信じられない。むしろ、「なんで? 言っちゃえばいいのに!」と、心底不思議に思う。
「本音」を言われて困るのは、上司のほう
まず、1点として、本音を言われて困るのは、実は上司のほうなのだ
「上司への文句」がその上の上司に伝わろうものなら、マネジメント能力がないと思われたり、部下から信頼されていないとされてしまう。さらに、昨今、SNSなどで何か言われたら、それこそ自分が危ういという計算もあるだろう。
だから、上司の言うことが理不尽であれば、何が理不尽なのかをきちんと指摘するべきなのだ。世間体を気にする上司なら、逆に丁寧に話を聞く姿勢を見せるかもしれない。それに、「言いたいことを言ったから」という理由で解雇することなど、今の日本の会社では非常に難しいのだ。
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