「批評家」には退屈な仕事しか回ってこない!

累計6000万部を売った編集者の「仕事論」

仕事がつまらないのは、その考え方のせいかもしれません(写真:Graphs / PIXTA)

「つまらない仕事をなくす心得」5箇条

はじめまして。僕は、株式会社KADOKAWAの小説レーベル『電撃文庫』で編集長をしています。

今まで『とある魔術の禁書目録』(累計1580万部)、『ソードアート・オンライン』(累計1130万部)、『灼眼のシャナ』(累計860万部)、『魔法科高校の劣等生』(累計675万部)、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(累計500万部)、『アクセル・ワールド』(累計435万部、以上全て電撃文庫)などを立ち上げ、担当してきました。今年で編集職は15年目を迎え、担当作は約500冊、累計発行部数は6000万部を超えています。

僕はもともと、小説をほとんど読んだことがありませんでした。新卒で今の会社に入ったときは、大学では理系を専攻していたせいで、「編集」という仕事がどんなものかまったく知りませんでした。基礎知識も専門的な才能もない、ただの「落ちこぼれ社員」だったのです。そんな僕が、ここまでの結果を出せたのには理由があります。

「ほんのすこし、考え方を他の人と変えること」、です。

僕が働き始めて気づいたのは、世の中には「仕事はつまらないものである」「そんなつまらない仕事はやりたくない」と考える人がとても多いという事実です。

そもそも仕事をつまらなくしている原因はなんでしょうか? 僕は、そう感じさせてしまう「自分自身の考え方」だと思っています。

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