出世したいなら捨てるべき「4つの美徳」

「上に行けない」人は大体勘違いしている

スルスルと出世の道を進む人は、不要な美徳を捨てているかもしれません(写真 : bee / PIXTA)
なぜかスルスルと出世の道をひた走る人もいれば、努力してどんなに頑張っていても評価されない人がいます。
実は、さっさと出世していく人に共通しているのは、これまでの価値観を捨てる能力があります。
最強のリーダー育成書 君主論(KADOKAWA)』の著者で経営コンサルタントの鈴木博毅氏が、本当に出世し、評価される人の資質について紹介します。

会社で出世したかどうかは、不況の時にわかる!?

普段の仕事では気にしたくない組織内での序列も、意識せざるをえない時があります。

自分が組織の中で確固とした地位を手に入れたかどうか、計るものさしのひとつは、不況のときに、「誰のクビを切ったらいいのか?」という議論に参加できるか否かである、というジョークがありますが、この言葉は無視できない冷たい現実の一端をとらえてもいます。

特定の技能が高ければ安泰、とも言えない時代です。技術革新によって、必要とされる技術が進歩を続ける業界では、古参の技術者の立場も安泰ではありません。思うとおりに仕事を続けたいなら、地位や肩書きが誰でも必要なのです。

問題は、得たいと思う立場をどう得るか、私たちが知らないことです。ここでは15~16世紀にイタリア・フィレンツェの外交官・政治家だったマキアヴェリが書いた名著『君主論』から、現代に通じる出世の条件を分析してみます。

次ページ歴史上の偉人たちも同じ「出世の道」を通っていた
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銀行 地殻変動<br>先で待つ「不良債権地獄」の恐怖

コロナ危機を受け、銀行は政府の支援の下、積極的に「傘」を差し出し、融資をしています。しかし融資先には「危ない企業」も含まれ、下手をすれば不良債権によって屋台骨を揺るがしかねません。自ら大きく変わり始めた銀行の近未来を占います。