時間に甘い人は、30代以降を乗り切れない

厳しい時間感覚が、人生をぐっと豊かにする

将来の不安は尽きないもの。今から身につけておきたい時間管理能力(写真 :タカス / PIXTA)
結婚・出産で大きく変化する女子の人生は、右にも左にも選択肢だらけ。20代はもちろん、30代になっても迷いは増すばかり。いったいどの道を選べば幸せに近づけるのか? 元リクルート“最強の母”堂薗稚子さんがお答えします。
※お悩み相談はこちらのアドレス(onnaーsodan@toyokeizai.co.jp)まで

 

【ご相談】
28歳の会社員です。将来、結婚できるのか、子どもを持つのか、仕事はどうするのか、はたまた老後はどんな風になっているのか、なるようにしかならないし、くよくよ悩んでいても仕方ないと頭ではわかっていてもたまらなく不安になることがあります。少しでも不安を消すために、今の生活や仕事を精いっぱい頑張る、というアドバイスもよく受けますが、なんだか刹那的でそれが将来のためになるのだろうか、ともやもやしたままです。こんな不安に苦しまないためにも、今のうちに身につけておくべきことはなんでしょうか? アドバイスいただけたらと思います。

何歳になっても不安は尽きない

28歳の頃の私も将来への不安は尽きませんでした。30歳になっても、子どもを産んでも、46歳の今でも時に不安に押しつぶされそうになることがあります。何年後にどんな自分でいるのか……と未来がわかっているわけではないので、このまま進んでいいのか心配になるのは、誰でも共通のことでしょうね。あなたの言うように、「なるようにしかならない」というのが正解でしょうが、だからといって「今がよければいい」とまで割り切れないのもわかります。

少しでも将来の不安が払拭でき、未来に生きるスキル。20代のうちに身につけておくとよいこととは何か。手に職をつけるための資格取得を頑張る人たちもたくさんいますし、コミュニケーション力、人間力といったコメントも多くあがると思いますが、私の個人的な経験則からアドバイスさせてもらうとすれば、それは、「時間意識の高い人になる」ということでしょうか。

これは、もちろん男女に関係ないことでもありますが、特にこれから社会で活躍する若い女性たちには身に付けていただきたいことです。仕事と両立させたいことができたとき、もっと仕事で成長したいと考えたとき、この力がどれほど生きることか、私もつくづく痛感しているひとりです。

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