35.9%--今吸っているたばこをやめたい人の比率《気になる数字》

 


 現在、喫煙習慣のある人のうち35.9%がたばこを「やめたい」と思っていることが、東京都の「健康に関する世論調査」で明らかになった。「本数を減らしたい」と考えている人も30.3%おり、合わせると7割近くになる。その一方、「やめたくない」という“意志強固”な人は24.6%にとどまった。同調査は2012年1~2月に東京都全域に住む満20歳以上3000人を対象に実施、2005人から回答を得た。

 

「毎日吸う」「ときどき吸っている」と答えた喫煙習慣がある人は、全回答者中23.7%だった。前回07年調査より減少幅はわずかだったが、前々回03年調査の30.8%からは7.1ポイントと大きく低下しており、禁煙の動きは広まりつつある。

周囲の人の受動喫煙も問題とされるが、飲食店等の受動喫煙対策が「どちらかといえばできていると思う」は、バラツキはあるものの全業態で前回調査より比率は上昇、進展を見せている。

喫煙者にとって、状況は劣勢になりつつあるのかもしれないが、禁煙に向けての環境が整いつつあるともいえる。「たばこを吸うとかかりやすくなると思うもの」のトップは「肺がん」で喫煙者を含む全回答の93.5%を占めた。国でも22年度までに成人喫煙率を12%にするという数値目標を掲げている。他者の、そして何より自身の健康のためにも、禁煙に取り組み始めることをお勧めしたい。

(データ事業局・「気になる数字」調査班 =週刊東洋経済2012年6月23日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

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