「また、いつか、勉強してみたいな」朝ドラ「ばけばけ」で注目!明治の教育改革に庶民が激怒した当然のワケ

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寺子屋
(写真:shiii / PIXTA)
NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」が注目を集めている。明治時代の作家・小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツをモデルにした物語である。ギリシャに生まれて、アイルランドで幼少時代を過ごしたラフカディオ・ハーンが日本に渡ったのは、40歳のとき。翌年に小泉セツと結婚し、46歳で日本国籍を取得。小泉八雲として第2の人生を送った。「耳なし芳一」などの『怪談』で知られる小泉八雲と、その妻の小泉セツは、どんな生涯を送ったのか。『大器晩成列伝 遅咲きの人生には共通点があった!』の著者で偉人研究家の真山知幸氏が解説する。
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庶民の反発が大きかった「明治政府の教育改革」

「私、小学校行っちょったんだね。また、いつか、勉強してみたいな」

朝ドラ「ばけばけ」の2月2日放送分で、ついに松野家が借金を完済した。

もとはといえば、父の松野司之介(演:岡部たかし)がウサギの投資ブームに乗っかり大失敗して背負った借金であり、そのせいでトキは小学校を辞めざるを得なくなってしまった(参照記事「朝ドラ【ばけばけ】商売の基本を理解していなかった武士たちの苦難 明治初期に空前の「ウサギブーム」はなぜ起きたのか」)。

それからというもの、日々生きるのに精いっぱいで、過去を振り返る暇さえなかったのだろう。ヘブン先生(演:トミー・バストウ)のおかげで悲願の借金返済が叶ったとき、トキがこぼしたのが冒頭の言葉だった。

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