東洋経済オンラインとは
ライフ #商業施設で変わった街

「空きテナントが増えている」「衰退してる」と言われるが…代官山はいつ、なぜおしゃれな街になったのか?その意外な経緯

6分で読める
  • 坪川 うた ライター・ショッピングセンター偏愛家
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

卓越した都市計画とは、朝倉不動産と槇文彦氏による「ヒルサイドテラス」の街づくりを指している。「代官山T-SITE」は、「ヒルサイドテラス」が守ってきた代官山の美しい街を理解し、新たな文化を築いたのだ。

手前が「代官山T-SITE」、奥が「ヒルサイドテラス」。街並みが調和している(筆者撮影)

転換期にある代官山

代官山では「ヒルサイドテラス」を皮切りに、70年代後半から高感度な店舗が誕生し、80(昭和55)年頃から「おしゃれな街」となった。時代とともに生まれた建築と店舗、路地が、代官山をおしゃれな街たらしめてきた。

11年にオープンした「代官山T-SITE」は、その代官山の歴史を踏まえ、新たな文化を生み出した。「代官山T-SITE」によって、代官山はリブランディングされたのである。23年には、駅前に新たな商業施設「フォレストゲート代官山」がオープンした。

23年に東急不動産がオープンした「フォレストゲート代官山」(筆者撮影)

だが「代官山T-SITE」の誕生から15年が経った今、代官山は衰退がささやかれ、街なかには空き店舗が出現している。商業の街として再びブランド力を強めるのか、閑静な住宅街となっていくのか。代官山は転換期にある。

【前編】「以前より衰退している」とは言われるが…おしゃれで美しい街「代官山」。イメージを作った2つの施設の"正体"
参考文献:ヒルサイドテラス50周年実行委員会監修『Hillside Terrace 1969-2019 アーバンヴィレッジ代官山のすべて』
増田宗昭著『代官山オトナTSUTAYA計画』

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象