「勉強しろ!」と叱る親が知らない"脅す教育"の限界。子どものやる気を1mmも引き出せない原因と、「本当に心を動かすアプローチ」5選

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それは、勉強が「やらされるもの」「テストで点を取るためのもの」になってしまうからです。本来、知ることやわかることには、それ自体に喜びがあるはずです。

「なぜ空は青いの?」「なぜ恐竜は絶滅したの?」といった子どもの素朴な疑問に丁寧に向き合い、一緒に調べたり考えたりすることで、知的好奇心は育ちます。これらの質問をされるとかつては、親は困っていました。どう答えていいかわからないからです。でも、今はAIがあります。小2の子にわかりやすく答えてくださいと入力すれば、わかりやすく答えてくれます。すると、それらの質問のいくつかが、教科書の内容とリンクしはじめ、それがきっかけで、「勉強は実は面白いではないか!」という感覚が生まれてくるのです。

(4)心を動かす第4の要素―「自分で決めた」という自己決定感

人は、他人から強制されたことよりも、自分で決めたことに対して強い責任感と継続力を持つ傾向にあります。

「〇〇しなさい」と親が決めるのではなく、「あなたはどうしたい?」と子ども自身に考えさせ、まずは、子どもから言わせていきます。この手順は、ゲームやスマホのルール決めの手順で必ず筆者が伝えていることと同じです。この手順を踏まずに、親が勝手に決めて始めたルールはほぼ間違いなく崩壊するからです。

決定に自分がかかわっていることで、主体性、継続性が生まれることは誰しも経験しているのではないでしょうか。

意味の内容は答えない

(5)心を動かす第5の要素―「意味がある」という目的意識

「なぜ勉強しなければいけないの?」という子どもの問いに、親はどう答えるでしょうか?

ただ、この質問はたいてい、子どもは勉強したくないときの問いとして使います。やりたくないと、そのまま言うとトゲがあるので、「意味がわからない」と言ったほうが体裁がいいため、このようなことを言ってきます。そのような場合は、実際に勉強する意味について話をしても、その後勉強することがないことでわかります。

しかし、本当の意味が実際にわかると、人は動き出します。

では、勉強する意味は何だと思われますか?

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