なぜ「あのダメ上司」は出世したのか?嫌いな上司の下でも「最高の成果」を出す人の立ち回り方

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その場合、部下という立場を離れて、ちょっと遠くから上司を観察するといいと思います。部下という立場で見ると迷惑で鬱陶しいだけの存在であっても、別の角度から見ると何か良い面があることに気づくかもしれません。

上司の能力については自分の価値観や仕事観だけに照らして判断しないことが大事です。組織内にはさまざまな価値観を持つ人がいますから、自分とは異なる観点でその上司のことを評価した人がいるはず。具体的に「自分の上司の上司」にあたる人の顔を思い浮かべて、「あの人にはこの上司がどう見えるのだろう」と想像してみるのも面白いのではないでしょうか。

上司の良いところが見つかれば、多少なりともリスペクトする気持ちにもなれます。上司が仕事で何を重視しているのかも見えてくるでしょう。それを理解してつきあっていけば、部下としてどう行動すれば仕事がうまくいくかもわかってきます。

会社を辞めないかぎり、組織人はいまの上司の下で結果を出していくしかありません。ならば、「こんな人の下ではやってられない」などと気持ちを腐らせて自分のパフォーマンスを下げるのは損。上司のいうことを尊重して、自分の仕事をしっかりこなすのが部下にとっての最適解です。「ここがダメ」「ああいうところが許せない」などと上司の品評会をしても、何も得るものはありません。

指示が「整合性の取れたものかどうか」をチェックせよ

そして、部下としてうまく仕事をしていくには、上司が自分に何を求めているのかを的確に把握することが大事です。それがわからなければ、指示された職務をきちんと実行することができません。

気の合う上司なら、そこでズレが生じることはあまりないでしょう。しかし気に入らない上司の指示は、つい適当に聞き流しがち。これが、往々にしてトラブルの遠因になります。求められている仕事内容への理解を曖昧にしておくと、上司の指示と一致しない結果を出してしまい、結局は自分が損をすることになるのです。

たとえば、あまり能力の高くない上司の指示は、その内容が矛盾を含んでいることが少なくありません。Aという目標とBという目標は両立しないのに、どちらも達成しろと指示していたりするのです。

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