「ガーリックTKG」「ガリバタピラフ」…! ケンタッキー公式が放つ"背徳アレンジレシピ"が簡単なのに贅沢すぎる!

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レストランについては開催期間が6日間とあまりにも短かったが、料理のレシピは特設サイトにて公開。自宅で過ごすクリスマスをいつもとちょっと違ったフライドチキンで演出することができる。

なお、「KFC Christmas Restaurant」オープンに際して行われたメディア発表会ではタレントの辻希美さんが登場。辻さんの家庭でもクリスマスには毎年、フライドチキンを食べるとのこと。

12月2日〜7日の期間限定でオープンした「KFC Christmas Restaurant」の発表会ではタレントの辻希美さんが登場した(写真:KFC)

さらに、残ったチキンを骨ごと煮込んで作る参鶏湯が翌朝の定番メニューとなっているそうだ。簡単そうだし、チキンを最後まで丁寧に使い切れるところもいい。似たようなレシピが前述の公式アレンジレシピサイトに紹介されているので、興味のある方はご覧いただきたい。

「KFCレストラン」で食べられるメニューも

そのほかアレンジレシピを活用した例としては、東京、名古屋、大阪に3店舗展開されている食べ放題業態の「KFCレストラン」でも「ガリバタチキンのピラフ風」をメニューとして提供している。

また、子ども食堂へのフライドチキン提供の取り組みにおいては、子ども食堂で工夫を凝らした、温かくおいしいアレンジ料理が活躍していることも付け加えておきたい(参考:『ケンタの“売れ残りチキン”が送られる意外な「再就職先」とは?』)。

KFCによると、同社でのクリスマスシーズンの売り上げは過去5年、成長を続けてきているという。クリスマスという、家族や親しい人と分かち合うイベントとともに成長してきたこと、また今、家庭料理にアレンジされるまでに、親しみのあるブランドとして人々の間に定着してきていること。この2つには相関関係があり、「オリジナルチキン」という商品市場の成熟度合いを示している。

一方で、バーガーはまだこれからだ。2022年、商品の名称を以前の「サンド」から「バーガー」へ変更した大きな決断に始まり、バーガー商品の充実、とくに2025年11月には、8年かけてたどり着いた「ケンタの鶏竜田バーガー」を期間限定で発売したことなど、「ハレ需要から日常食へ」「グループ需要から個食へ」の戦略変化を見てとることができる。KFCの今後の新商品が注目される。

圓岡 志麻 フリーライター

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まるおか しま / Shima Maruoka

1996年東京都立大学人文学部史学科を卒業。トラック・物流業界誌出版社での記者5年を経てフリーに。得意分野は健康・美容、人物、企業取材など。最近では食関連の仕事が増える一方、世の多くの女性と共通の課題に立ち向かっては挫折する日々。contact:linkedin Shima Maruoka

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