「ドリア改良1000回超!」サイゼリヤ創業者・正垣泰彦が語る"不遇の時代こそが人生最高"である理由

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サイゼリヤの人気ナンバーワン商品「ミラノ風ドリア」。1日の販売数約7万食を誇り、1983年の発売からこれまでに1000回を超える改良を続けています(写真:編集部撮影)
「ミラノ風ドリア」を1983年の発売以来、1000回以上も改良し続けてきたサイゼリヤ創業者の正垣泰彦氏。大学で物理学を専攻した正垣氏は、経営を「エントロピーの法則」や「量子力学」の視点で捉え、コロナ禍をはじめとする困難を「自分を変える最高のチャンス」と言い切ります。なぜ成功に安住した瞬間から衰退が始まるのか。本稿は『1日1話、読めば心が熱くなる365人の人間学の教科書』より一部抜粋のうえ、稀代の創業者の、逆境を飛躍に変える「自責の哲学」をご紹介します。

失敗を重ねた先に成功がある

一つ意識してきたのは、資産と人財を蓄積すること。創業間もない頃、この会社を将来どうしていくかって自分で考えた時、小さいなりに、資産と人財を集めていればどんな危機が来ても乗り越えられると思って、資産と人財を蓄積することをずっと目標にしてきました。

その積み重ねがあったからこそ、堀埜社長体制の下、テイクアウトや宅配サービスを新たに導入したり、様々な感染対策を打ち出すことができています。

うまくいかない、思い通りにならない、それが人生ですよね。つまり失敗することが前提にあるわけです。失敗して失敗して失敗すると、最後は成功に漕こぎ着く。

人間ってうまくいくとダメになっちゃうんですよ。エントロピーの法則(物事は放っておくと無秩序な状態に向かい、自発的に元に戻ることはない)と同じで、これでいいと満足したところから進歩はなくなってしまう。

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