「声をかけられるうちが花」「迷わず踏み出す勇気を持つ」――周りから孤立せず人生後半を豊かに過ごし、"要介護"を防ぐ3つの鉄則

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こうしたことを防ぎ、あるいは改善することが、犬を飼うことで可能になります。

ただし、高齢になってから犬を飼う場合、「自分が先に亡くなってしまったら、この子はどうなるのか」という心配もあります。実際に、高齢者がペットを残してしまう問題は社会的な課題になっています。

その解決策の1つが、あらかじめ引き取り手を決めておくことです。

家族や親しい友人、犬好きのご近所さんにお願いしておくのも方法ですし、最近では自治体や動物愛護団体が「終生飼養」や「譲渡プログラム」を整えているところもあります。さらに、地域によっては「ペットの後見人制度」や「契約型の引き取りサービス」も始まっています。

大切なのは、安心して責任をもって犬と暮らせる環境を整えること。そして、万が一のときには、どこへ行ってもかわいがってもらえるよう、愛犬を愛情たっぷりに育て、人に慣れさせておくことです。

愛犬との日々が健康寿命を支える

そんな犬との暮らしは、自分自身の生活に安らぎと刺激を与えてくれるはずです。

実際、犬とのふれあいは、オキシトシンという愛情ホルモンを分泌させることがわかっています。この愛情ホルモンには安心感や幸福感を高める一方で、ストレスホルモンの分泌を抑える働きがあります。これによって、高齢者の脳と心によい影響を与えるのです。

しかも、愛犬との暮らしは日常生活における歩数を確実に増やしてくれます。犬には朝夕の散歩が必要だからです。

妻が犬好きで、我が家にも犬がいますが、重宝しています。最近は散歩しようと思っても、おっさんが1人でウロウロ歩いていると不審者と間違われかねないので(笑)、そういう意味でも犬はありがたい存在です。

「健康日本21(第三次)」では20~64歳は1日8000歩、65歳以上は1日6000歩を目標値としています。日々の移動や散歩の積み重ねが、フレイル予防や心身の活性化につながります。

また、先述のように、犬がきっかけで知り合いになることも多いようです。

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