「声をかけられるうちが花」「迷わず踏み出す勇気を持つ」――周りから孤立せず人生後半を豊かに過ごし、"要介護"を防ぐ3つの鉄則
とくに40、50代の現役世代は仕事も脂がのってきて、大変な時期かもしれません。自治会の役員をすることに抵抗や負担感を持つこともあるでしょう。
しかし、できる範囲でいいのです。仕事の関係で休んだって仕方ありません。もともと地域のボランティアは、無理せずそれぞれができる範囲でやればいいものです。
今のうちにその役割を通じて地域とつながることは、実は自分や家族の将来を守る力になります。負担だと思っていた活動が、気づけば自分の健康づくりや生きがいにつながっていくのです。
誰かを支えることは、同時に自分自身の生きがいや健康を支えていくことになります。
つまり、「ストレスをなくそう」とするのではなく、「心身の活性化にストレスを上手に活用する」ことが大切。人や地域のために動くこと、家族のために力を注ぐことは、回りまわって自分の健康や生きがいの支えになるのです。
犬と歩けば仲間ができる
地域や社会との接点を持つ方法として、犬が好きな人ならば、犬を飼うことも1つのきっかけになる、と私は考えています。犬を連れて近所を歩くことで、地域について知ることができます。散歩中の人と会話を交わす機会も生まれます。
最近では、高齢の人たちが犬を連れて一緒に散歩をする光景をよく見かけます。こうした小さな交流が、地域に居場所や仲間を広げる入り口にもなるのです。
何より、犬がいると朝と夕方の散歩が欠かせないため、自然と朝起きる習慣が身につきます。
高齢者によく見られるのが、「眠れない」と夜通しテレビをつけっぱなしにしてしまい、ようやく明け方の3時や4時に眠りにつくというパターンです。その結果、日中も眠り続けてしまい、夜は再び眠れない……という昼夜逆転の生活に陥りやすいのです。
とくに1人暮らしの高齢者に多い傾向です。
昼夜逆転の生活は、睡眠の質を低下させます。その結果、認知機能の低下やうつ傾向、転倒リスクの増大、生活習慣病の悪化など、心身の健康に深刻な悪影響を及ぼします。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら