ついつい「相手の気持ち>自分の気持ち」に…他人の評価を気にしすぎる人が知るべき【2:6:2の法則】

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フランスの哲学者モンテスキューは言っています。

「人と人との間に絆を築くことができる唯一のものがある。それは感謝の気持ちだ」

「罪悪感」を「感謝」で追い払う。ぜひ、この発想の転換を試してください。

人から嫌われない「自分語り」の方法とは

人から嫌われがちな話のひとつに「自分語り」があります。代表的なものが自慢話ですが、自慢でなくても、「自分エピソード」を延々と話されると、聞き手を疲れさせてしまうことがあるので注意が必要です。

ただ、人から好かれる「自分語り」もあります。しかも、2つもあります。それは、失敗談とV字回復の物語です。

「しくじり先生 俺みたいになるな!!」というテレビ番組を知っているでしょうか。有名人が、自らの失敗について語るトークショーです。

成功したあと有頂天になって、転落していく。いい気になって、人を軽んじていたら、痛い目に遭った。そんな手痛い話を語っているのに、ついつい面白おかしくて観てしまう。

人は、人の成功談を「自慢話」として嫌う傾向にあります。おじさんの自慢話なんて、雑談の中で最も嫌われます。ところが、失敗談になると、面白がってもらえる。

残念ながら、人間は、人の失敗を見聞きすると快感が生まれる生き物だそうです。だから、「失敗した、俺のようになるな!」というメッセージは、人をひきつける力があるのです。

あなたにも、何かしら失敗した経験があるはず。人に話すには、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、思い出してみてください。

●道に迷って、大事なプレゼンに遅刻した

●パートナーの誕生日をうっかり忘れていて、激怒された

●電車を乗り過ごして、隣の県まで行ってしまった

というようなことが、ありませんでしたか。自分では面白くないと思うようなちょっとした失敗談でも、十分ネタになる可能性があります。思い出したら、「エピソードメモ」にどんどん書き込んでおきましょう。

私にもたくさんの失敗談があります。

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