大谷翔平選手は1日何時間寝ているか? 休養優先でオフをマネジメントする「オフファースト」の考え方

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

一見なじみのない考え方のように思えるかもしれませんが、じつは、普段あなたがやっていることと同じです。

小学校のときは、次の日の持ち物をランドセルに準備してから、寝るようにしていました。明日、忘れ物をせずに学校に行くためです。大事な商談があるときは、時間をかけて資料を作成します。本番でよいプレゼンをするためです。

準備をしてから行動する、ということを、私たちはすでに生活の中でやっています。

オフの時間を準備と考えると、「オフが先、オンが後」になるのはごく自然なことですよね。

オンよりオフをマネジメントする

そして大切なことは、このオフをマネジメントすることです。

おそらくあなたは、仕事のさまざまなタスクをきちんと把握していると思います。

「明日、何をやらなければいけないか」「来週の会議に必要な作業は何か」などがしっかり頭に入っていて、その日の時間の使い方を考える癖が身についている人も多いことでしょう。

つまり、すでにオンのマネジメントはできているのです。

でも、どうしても予定どおりに終わらないときはあります。急ぎの仕事が入ったり、作業を中断しなければいけないこともあるでしょう。

そんなとき、オン至上主義で生きていると、「オフを圧縮して、なんとか帳尻合わせしよう」という発想になってしまいます。これではいつまでも疲れはとれず、生産性も上がりません。

これからは、オフファーストの発想で、まずはオフをマネジメントすることから考えましょう。

オフを優先するためには、短い時間で効率よく仕事をすすめる必要があります。オフをマネジメントすることによって、必然的にオンの過ごし方も変わっていきます。

なお、ここでいう「オフ」とは、休日や仕事終わりのまとまった時間だけを指すものではありません。仕事の合間のちょっとした休み時間も「オフ」に含みます。

次ページ大谷選手も実践…「睡眠時間の把握」も重要
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事