うがいでも手洗いでもない…「インフルエンザ発症率が10分の1に減少」研究で判明した超有効な感染対策とは
今年1月発表。「歯周病の原因菌」が感染を促進
「インフルエンザ」と「歯周病」。一見まったく関係のない2つの疾患ですが、これを関連付ける非常に重要な論文が日本大学歯学部の研究チームから発表されました。わかったのは『インフルエンザウイルスが私たちの体に感染する際に、歯周病の原因となる歯周病菌が持つ「毒素(酵素)」により感染力がグッと高まってしまう』ということです。つまり、インフルエンザウイルスにとって、歯周病菌は感染を手助けする「共犯者」になるイメージです。
さらに詳しく説明します。インフルエンザウイルスが私たちの体(=家)に入り込むためには、体表面にある「カギ穴」にピッタリ合う「カギ」が必要です。



















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