現時点では東京・神奈川の一部店舗に限られます。 今後、提供店舗が拡大していくことを願うばかりですが、この“レア感”もまた魅力のひとつ。もし近隣に実施店舗があるなら、早起きしてでも訪れる価値は十分にあります。
平日でもほっと落ち着く朝のひととき
「まるで旅館の朝ごはんみたい」という表現は、チェーン店の和朝食を紹介するWEB記事の常套句。ひねくれものの筆者は「そんな大袈裟な」とか「それほどのものかね」と斜に構えて読みがちなのですが、大戸屋のモーニングは、チェーン店でありながら“手作り感”と“出来たて感”を味わうことができ、まさしく旅館の朝ごはんクオリティ。
訪れたのは平日の朝、人はまばらながら、ほどよい活気があります。多くの店舗が路面店ではなく、あえてビルの2階やホテルに併設され、女性客でも入りやすい工夫がされています。
客層はさまざま。同ビル併設のビジネスホテルの朝食券を利用するスーツ姿のビジネスマン、朝のウォーキング途中のミドルシニア夫婦、近隣の問屋街で働いているであろう常連男性などが混在し、落ち着きと賑わいのバランスが絶妙です。
こうして、ゆっくり焼き魚をほおばり、五穀ご飯を噛みしめ、コーヒーで余韻を味わう。平日の忙しい朝でも、ほっとひと息つける、そんな贅沢な朝です。
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