その一方で、そもそも時速6キロがどれくらいの速度なのか、イメージできる人はそれほど多くないのではないか。例えば不動産広告における「徒歩〇〇分」とは一般的に「1分=80メートル」で計算されており、時速に換算すると4.8キロになるそうだが……。
LUUPがどのような仕組みになっていて、時速6キロはどれくらいの速度なのか。これは肉体派ライターとして、実際に乗って検証するしかない!
登録は簡単。しかし地方都市での乗車には課題も
まずはLUUPアプリをダウンロード。電話番号認証→プロフィール入力→クレジットカード登録→年齢確認書類の登録(16歳以上しか利用できないため)→全14問の交通ルールテスト(全問正解が合格条件)へと進み、この段階でLUUPが利用できるようになる。
料金プランは、ライド基本料50円(税込。以下同)+時間料金1分あたり20円(東京・大阪以外は15円)。なお1分未満の単数部分は切り上げられる。
(例)筆者の住む神戸市で、LUUPを9分40秒利用した場合、ライド基本料50円+15円×10分で150円=合計200円がクレジットカードから引き落とされる。
その他、3時間980円、12時間2480円で利用できる「LUUP乗り放題パス」。月額980円を支払うことで30分区切り200円で利用できる「サブスクプラン」もあるようだ。ちなみに友達を紹介すると、紹介者は30分ライド無料クーポンが付与される。
初めてアプリを起動させてまず驚いたのは、アプリに表示される「ポート」数の多さだ。ポートとは簡単に言うと「LUUPの出し入れができる場所」なのだが、興味本位で東京23区内のポートを調べたところ、(私の住む神戸市と異なり)ギッシリとポートが設置されていた。
LUUP利用時は、乗車するポートと降車するポートをアプリ画面から指定する(途中変更もできる)。とどのつまり利用者は、指定したポート間を移動する。この点は諸外国と大きな違いかもしれない。


















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