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「LUUPの歩道走行は時速6キロ以下のルールって知っている?」「本当に守られている?」→実際に利用して体感した "次世代インフラの危うさ"

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  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター
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集合住宅が多い通りにもポートがあった(筆者撮影)

ウーバーと出前館が「電動キックボード」を禁止している理由

電動キックボードの「安全性」については、ウーバーと出前館のフードデリバリー大手2社も「違和感」や「危機感」を覚えているようだ。

ウーバーイーツでは、特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード)を配達車両として登録・使用することを禁止している。この禁止の理由について、ウーバー運営は「現在の法的な複雑さ」「配達パートナーや地域コミュニティの安全性の懸念」を挙げている。もしも配達員の使用が判明した場合、アカウント停止の措置を取ることもあるそうだ。

出前館も電動キックボードを「禁止車両」として配達員へ通達しており、この理由について「配達員の皆様の安全」を挙げている。

ウーバー公式サイト「電動キックボード禁止」案内文より
出前館公式サイト「電動キックボード禁止」案内文より

2社で共通している「配達員の安全性」という言葉は、「走行上の安定性」という言葉に置き換えることができるかもしれない。電動キックボードは2輪の乗り物だが、タイヤが非常に小さい。よって自転車通行では問題に感じない段差や溝でも、ガタンと大きな衝撃を受けることがある。商品が荷崩れするリスクはもちろん、最悪の場合は事故につながるかもしれない。

また電動キックボードには「利用者の悪質マナー」が目立っており、これを回避したいデリバリー会社側の事情もあるのだろう。例えばLUUPは車道走行が原則だが、条件によっては歩道走行が可能となっている。しかし歩道では時速6キロ以下で走行しなければならず、これをキッチリ守っている利用者は(あくまで私の体感値として)かなり少ないのではないか。

LUUP公式サイト「LUUPの電動キックボードのルールQ&A」より

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【実際にLUUP乗って検証!】

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