「冬の養生」はとにかく冷えと乾燥対策! 漢方アドバイザーがおすすめ 《心も身体も"ポカポカ"になる簡単スープ&ドリンクの作り方》
<作り方>
① ティーカップに紅茶を淹れる。
② スライスしたすだちを2〜3枚浮かべる。紅茶の種類はお好みで。
寒い季節は「りんごとしょうが」
イギリスには「一日一個のりんごは医者を遠ざける」という言葉があります。りんごには、それくらい体によい効能がたくさんあります。
薬膳的効能は、胃腸を健康にする、食欲を増す、渇きを止める、潤いを生み出す、肺を潤す、痰を除くなどで、乾燥しやすいこの季節にぴったりです。
また、下痢や便秘、寝汗などにもよいとされます。体を冷やしも温めもしない平性なので、一年中安心してとれます。紅茶や甘酒などに入れるとおいしいですよ。
一方、しょうがは体を温める効果が知られています。薬膳的には、発汗によって「寒邪(かんじゃ)」という寒さからくる不調を取り除く効果のほか、お腹を温める、吐き気を止める、解毒、利尿など多くの効能があります。
風邪の初期で悪寒がするときや、嘔吐、冷えによる下痢、食欲不振などにもよいですよ。夜にたくさんとらないよう、気をつけて。※熱や皮膚の炎症があるときは控えめに。
■ホットジンジャーすりりんごのドリンク
急激に寒くなる時期は、体がついていけずにいつの間にか疲れがたまります。特にお腹が冷えやすい人は胃腸の調子が悪くなり、そのせいでエネルギー不足になってメンタルにも影響し、クヨクヨ思い悩みやすくなってしまうことも。
こんなときはお腹をほっこり温める「ホットジンジャーすりりんご」で元気を出しましょう。胃腸を温めて元気にするしょうがと、胃腸を健康にするりんごの組み合わせ。お好みで、はちみつを加えると潤い効果もアップします。
スプーンですくってふぅふぅしながら食べるとお腹がポカポカに。食欲がないけれど何か食べなきゃ、というときにも、これなら胃腸への負担を心配せずに食べられます。
<作り方>
① りんごをよく洗って皮ごとすりおろす。
② 小鍋に①を入れ、レモン汁(小さじ1)としょうがのおろし汁(少々)を火にかけ、温まったらカップに移す。お好みではちみつを少し加える。
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