「親知らずの抜歯はかかりつけ歯科医にこだわるな」医師選びに役立つ3つの質問とは
親知らずの抜歯は、顎の骨から歯を摘出する外科手術ですから、術後に「ケロッ」としていられるわけがありません。また患者さんにとっては、術後に予期せぬアクシデントが出る可能性も怖いものです。これらについて、しっかりと誠実に話してくれる場合は、信頼できる先生といえるでしょう。
ホームページでチェックすべきポイント
歯科医院のホームページは、一見、どこも同じに見えるかもしれません。しかし、スペシャリストを探す場合のポイントがあります。
“親知らずの抜歯”について、具体的なページや解説がある歯科医院は、実績と自信があり、得意分野であるといえるでしょう。抜歯の方法や術後の注意点なども詳しく書かれているかも確認してください。逆に、治療項目に「抜歯」と一行あるだけで、具体的な記載がなければ、あまり扱っていない分野だと判断できます。
「口腔外科」や「病院歯科」などの経歴があれば、親知らずの抜歯に必要な高度で外科的な知識と経験を兼ね備えている裏付けになります。
ここまで安心できるスペシャリストの条件をご紹介してきました。もしあなたが、この記事で得た知識だけでは、その歯科医に親知らずの抜歯を任せるべきか決められないようであれば、最後にこう聞いてみてください。
「この歯を抜いた後、私の体にはどのようなダメージが出ますか?」
親知らずは「抜ける」「抜けない」を基準に考える「歯科医」「患者さん」が少なくありません。しかし、私は親知らずが“抜ける”“抜けない”で判断しません。患者さんの抜歯におけるダメージを考えます。たとえ私に抜ける親知らずでも、大きなダメージが残る可能性がある場合は、設備が整った病院を紹介することもあります。
歯を抜いた後の患者さんの体のダメージを誠実に、そして具体的に考えて答えてくれる先生。―その人こそが、あなたが頼るべき真の「親知らずのスペシャリスト」です。
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