出張帰りに沁みる"にんにくの背徳感"!深夜ドライバーもカップルも虜にする《悪魔のラーメン》が、長年ファンを離さないワケ

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にんにくのラーメンが同店の売りではあるが、にんにくを使っていないラーメンもある。「札幌味噌ラーメン」770円や、白湯スープに野菜たっぷりの「タンメン」850円、昔懐かしい中華そば風の「東京ラーメン」580円など。それ以外にもカレーライスやチャーハン、しょうが焼きやアジフライの定食まである。サイドメニューでは「ぴゅっ飛び餃子」一皿5個350円が人気のようだ。

値段は、通常サイズならラーメン一杯が税込で1000円を余裕で切っている。昨今の物価高でお財布にやさしい価格設定だ。

目移りしてしまうが、今回、筆者はひときわ目を引く名前の「悪魔のにんたまラーメン」なるものを注文してみた。

食券
半券を受け取り、呼び出しまでしばし待つ(筆者撮影)

平和な大衆食堂で味わう“悪魔”のラーメン

店内はいたってシンプル、昔ながらの大衆食堂の趣だ。厨房ではパートと思しきおばちゃんたちが切り盛りしている。どこからどう見ても平和な空間だが、ここに悪魔がやってくるのか。

にんたまラーメン店内
平和な昼下がりのにんたまラーメン店内。カウンターからテーブルまで完備(筆者撮影)

こちらが「悪魔のにんたまラーメン」だ。値段は990円。

悪魔のにんたまラーメン
揚げにんにくが大量に浮かぶ(筆者撮影)
次ページ浮いているのは背脂かと思いきや…
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