やみくもな食事制限は「下腹ぽっこり」の原因にも…ダイエットの大敵"体脂肪"を正しく燃焼させる方法

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そしてもっと問題なのが、脂肪が分解されたのに、それを代謝するエネルギーが足りないと、分解された脂肪酸は、残念なことに脂肪に再合成されてしまいます。

つまり、摂取エネルギーが少ないまま脂肪分解をしても、代謝が低くなって脂肪再合成を繰り返してしまいます。そのような人は、内臓やお腹まわりに脂肪がつきやすく、下腹ぽっこりや脂肪肝のリスクも高くなります。

1日1500kcalのエネルギー摂取を目指す

筋肉をつけて脂肪を減らす やせるしくみ化
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体脂肪を減らすこのフェーズでは、筋肉量を維持しながら体脂肪を減らすことが大切です。

そのため、ただ量を減らすだけではなく、筋肉へのエネルギーが不足しないようにすることが大切。

しっかり食事で糖質を摂りながらも、1日300kcal程度、摂取エネルギーより消費エネルギーを多くすることがポイントです。

目安は基礎代謝量プラス300kcal。基礎代謝が1200kcalなら、摂取カロリーは1500kcal。

基礎代謝量を下げないようにしながら、フェーズ2の筋トレは継続します。運動量の多い人なら、100~200kcal多くても問題ありません。

(出所:『筋肉をつけて脂肪を減らす やせるしくみ化』より)
森 拓郎 運動指導者

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もり たくろう / Takuro Mori

1982年生まれ。大手フィットネスクラブを経て、2009年、自身のスタジオ『rinato』(加 圧トレーニング&ピラティス)を東京・恵比寿にオープンし、ボディメイクやダイエットを指導している。近著に、『食事10割で体脂肪を燃やす オトナ女子のための食べ方図鑑』(ワニブックス)などがある。

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